諦めないこと、理想を持つこと 
2008/09/12, 00:22 - プライベート, 格闘技
今週はずっと指導日でミットばかり持っている。
試合近くの後輩もいてスパーの相手もしながらなので、けっこう体中ボロボロだ(TT)
ま、でもプロを目指して毎日がんばっている練習生もいるし、後輩にもいい結果を残してもらいたい。
こっちが弱音を吐いている場合じゃない!もうひと踏ん張り。がんばろう!

で、話は変わるが、先日ケーブルテレビで野球漫画「キャプテン」の実写映画版を放送していて、
つい観てしまった。

今まで知らなかったが、「キャプテン」の作者の「ちばあきお」さんは、
「あしたのジョー」で有名な「ちばてつや」さんの弟だそうだ。
さらに下の弟に「4P田中くん」「風光る」「天のプラタナス」等の
漫画原作者である「七三太朗」さんがいる。(スゴイ兄弟や・・・)

で、その「キャプテン」の実写版。漫画の実写版という事で、どうせショボイ事になってるんやろ?
とあまり期待しないで見ていたのだが、キャストの雰囲気も原作とよく似ていて、
思っていたよりも全然よい出来だった。

話の内容は原作と所々違ったり、実写版独自のキャラも登場したり等はあったが、
原作と同じく「最後まであきらめない事」「努力すること」の大切さを前面に押し出した
素晴らしいものだった。

もうひとつ。家族関係がとっても素敵に描かれていた。
主人公の父親(実写版では筧利夫)は職人気質な頑固オヤジなのだが、
軟弱な弱音を吐く息子を叱り、励まし、そして誰よりも想い、応援する。素敵なオヤジだ。
実写版には自分の体を張って教えようとするシーンもあったり、不可能だと思われる仕事を、
「息子には頑張れ。と言っておいて自分だけが諦める訳にはいかない!」
とやってのけてしまう場面もあり、とてもよかった。
主人公の谷口君は野球部のナインに過酷な練習を強いるのだが、
「俺ができない事を皆にやらせる訳にはいかない」と自分はそれ以上の練習する。
子は親を見て育つというが、まさにそういう事が描かれていた。
そして親父さんもお袋さんも本当に息子を愛し、息子も両親を心から愛し、尊敬している。
とっても素敵だ!・・・・イカン!こういう事を書いていると涙が出そうになってくる。

でも、ここでさらに自分の事を少しだけ書こう。
私の父はあそこまで分かりやすい性格ではないが、強く、やさしい人だ。
怒るのは母の役割だったらしく、父に怒られた事は数少なかったが、
怒った時はそりゃもう厳しかった。。
母は竹を割ったような性格だが、まがった事、卑怯な事が大嫌いで、
本当に大切な事をたくさん教えてくれた。
そして、父も母も同じく、何より思いやりを大切にする人だ。
自分もああいう親になりたい。と思える本当に尊敬できる自慢の両親だと思う。
自分の家族の事を書くのはだいぶ恥ずかしい。し、そのうちホントに泣いてしまいそうなので、
ここら辺までにしとこう。

で、映画の話に戻るが、実写版ではアニメ版のOP曲が挿入歌として
流れていたのだが、この曲はやっぱイイね・・
(歌っているアーティストはもちろんアニメ版とは違ったが。)

【君は何かができる(アニメ版)】
http://jp.youtube.com/watch?v=JMtPy5lz258


若い日はみな 何かをめざせ 秘めた力 自分じゃわからないよ
夢を大きく持とう そうだ とびきりでかく

答よりもっと 大事なことは 勇気出して 自分を試すことだ
君は何かができる 誰も何かができる

熱い想い 燃やせばそれで 心も体もさわやかだ

僕らは・・・

若い日はみな 進んでゆけよ うしろ向くな 前だけ向いてゆけよ
それが青春なんだ それが青春なんだ

泣ける日もある そんな時には 風の中に 涙はふき飛ばせよ
君は何かをやった 僕も何かをやった

この胸が今 すがすがしいよ きのうよりも 自分が大きくなった
それが青春なんだ それが青春なんだ 

熱い想い 燃やせばそれで 心も体もさわやかだ
熱い想い 燃やせばそれで 心も体もさわやかだ

僕たちは・・・


もう「若い日」ではなくなっているのかもしれないが、胸に何か熱いものを感じる。(TT)

いやいや、まだまだこれからだ!

年を重ねただけで人は老いない。 理想を失うとき初めて老いる



小学校の時、福田先生という担任の教師に教えてもらった
サムエル・ ウルマンという人の言葉だ。

言葉通りであるならば、まだまだ余裕で「若い日」だ。青春時代だ。V(^^)
赤い彗星の人風に言うならば、

まだだ!まだ終わらんよ!

だ。

暑苦しいと言う人もいるかもしれないが、ずっと「熱い想い」は持っていたい。



戻る