一芸に秀でる事は大切だが 
2010/04/19, 09:30 - 格闘技
昨日の広島遠征の結果は3-0の判定勝ち(30-28,30-28,30-29)

広島までセコンドに来てくれた太陽、高野君。
応援に駆けつけてくれた山下さん、高田君ありがとう!
本当に助かりました。ありがとう!

で、ハナシは変わってタイトルの「一芸に秀でる事は大切だが・・」という話を少し。

「コレだけは誰にも負けない!」という所が1つはないと競争に勝つのはキビシイ。

これはホームページを提案する時にお客様に必ずお伝えしている事です。

ビジネスでもスポーツでも、もちろん格闘技の世界でも通じる事だと思う。

例えばサッカーのリネカー。
Jリーグではイマイチ。というかCMだけ出演して帰っていったよーな印象しかないが、
彼の相手ゴール前でのワンタッチプレイは凄かった。

ドリブル。そこそこ。。キック力。そこそこ。。パス。そこそこ。。
でもゴール前でちょびっとだけ触ってコースを変えるボールタッチは一級品だった。
で、ワールドカップ得点王だ。

マニー・パッキャオの左ストレートしかり。

チャンプア・ゲッソンリットの左ミドルしかり。

何か一芸があると見ている方も面白い。

自分の場合は・・・ジャブ&ロー?。。
うわっ!地味だ(TT)。。

だけど・・・

上記の彼ら全てに共通して言えるのは(僕を除いて。。)、
他の得意でない事もある一定以上のレベルにあるという事だ。

いくら速くて威力のあるジャブ&ローが打てても、首相撲が全くできない。では通用しない。
とゆー事を昨年は嫌というほど味わった。

なので、去年、一昨年から首相撲にも真剣に取り組んできた。
今回の試合で、それが少しでも生かせた事がとても嬉しい。

といっても、今回の場合はサウスポー対策がいちばん功を奏したと思う。
数年前、僕はサウスポーが大の大の苦手だった。
そこで「左構えの人は何をされると嫌なんだろう?」という事を勉強する為に、自分でもサウスポー構えをたまに練習している。
今回の相手はオーソドックス(右構え)なので、試合に向けては特に左対策はしなかったが、試合ではなんと左に構えてきた。
そこで、今までやっていたサウスポー対策が生きた。
今までの積み重ねが発揮された試合だったと思う。

相手が左に構えれば、僕も左に構えて左ローから崩し、
相手が右に構えれば、僕も右に構えていつものジャブを起点にした攻撃。
これがよかったんだと思う。あー。俺スイッチヒッターでよかったぁ。と思えた試合だった。

あとは、セコンドに本当に助けられました。
2R目、またまた暴走して十分に相手を弱らせないうちから
倒しにいってしまった僕を止めてくれた。
首相撲の時の指示も的確だった。
本当にありがとう!助かりました。

これからも、一芸は大切にしながらも、全体のレベルアップに努めていきたいと思います。


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