2008/10/19, 10:15 - IT
先日、仲間と飲む機会があって、こんな話を聞いた。プロジェクト管理におけるこんな場面の話だ。 Aさん「○○の件、明日の朝イチが納期だけど間に合う?」 Bさん「うーーん。今日中には終わります。。」 Aさん「あっ、よろしくね。」 何か危険な香りがする会話ではあるが、 結果、作業は夜中までかかったそうだ。。 この場合、Aさんにも、Bさんにも問題があると思われるが、 私の立場上、具体的な工数を把握しようとしていないAさんが、始めにマズイ気がする。 「今日中」 っていつですか? 午前中? 午後中? 定時ギリギリ? それとも夜中までかかるの? いろいろ考えられる。 工数はいろんな単位で表す事ができる。 例えば、 1人が5ヶ月かかってできる仕事量であれば「5人月」 1人が1週間(5日)かかってできる仕事量であれば「5人日」 1人が4時間かかってできる仕事量であれば「4H」(もしくは 1/2人日) また、タイミングによって把握するべき工数の単位も変わってくると思う。 概算見積もり時であれば「n人月」 納期を1ヵ月後に控えた時期であれば「n人日」 納期がほんの数日後であれば「nH」 といった具合だ。 上記の例の場合、 Aさんは(納品直前でなく)数日前から「nH」という単位で確認するべきだったし Bさんもそう報告すべきだった。 その上で、納品が難しいようであれば、 顧客調整やチーム内の作業分担を行うべきだったと私は思うのである。 (ただ、作業内容にもよるが「nH」単位になってからの作業分担は、 経験上とても難しいので、もっと事前からの調整が大切だと思う。) また、少し話は変わるが、 大きな事を成そうとする時には、絶対に仲間が必要だと私は思っている。 1人のスーパーマンがいたとしても、1人の力など知れている。 考えを共有し、共に協力しあい、一緒に成長していける「仲間」が必要だ。 (これは、仕事でも、格闘技の世界でもそうだと思う。) 冒頭のようなケースの場合、誰が悪い、悪くない、といった事でなく、 お互いがそういう事を把握して、何も言わずともそういったやり取りを 交わせるようなチーム内の意識合わせ、優先順位を考えたスケジューリング力、 調整力をチーム全体で底上げする事が必要だと思う。 臨機応変に、そして仲間と共に成長。 ・・・うーん。なんか書きたい事がゴチャゴチャになってしまったが、 そんな風に、自分も仲間も一緒に成長していければステキだなぁ。 今日は、これから和歌山から来る先輩と、修斗GYMSのIさんと一緒に練習する事になっている。 実は、体調が悪く頭痛がヒドイのだが、先輩と会うのは久しぶりなので楽しみ。 (まあ、彼は仲間というより兄貴みたいなものだが。。) | このエントリーのURL
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