2012/03/04, 22:47 - IT
長かったプロジェクトもあと1ヶ月で退任の予定です。
本当にいろいろな事がありました。正直ストレスが溜まる事も多かったですが、 勉強になる事、見習わなければいけないな。と思う事もいくつかありました。 その1つがフットワークの軽さです。 特に、要件定義フェーズなどでは、クライアントの情報システム部門の方と 打ち合わせをする事があると思うのですが、結局はどうしたいのか、 または現状がどうなのか、分からずじまいで「また確認しておきます」と 後回しになっちゃう事がたまにあります。 何度も何度も確認していても、またもや 「あ、それ忘れてました。また確認しておきます」てな具合で。 しかも、こういうのに限って、 「えっ!それってそういう話なの?すごくデカイ話じゃないっすか!!」 というカンジで、想定外のデカい仕様だったりするから具合が悪い。。 また、大きいプロジェクトになると、チーム間の連携も大切になってきますが、 そのあたりの調整や確認なども必要になってきます。しかもスピード感を持って。 とにかく何をするにしても早く的確! そういう方にお会いした事は、いままで一度しかなかったのですが、 今回のプロジェクトにも、そういう"出来る方"がおられました。 この方の場合、商流的に上位におられるSIerさんなのですが、 安心感はもちろんの事、何せスピード感がありました。 何か相談事があって話をすると、即座に 「○○さ〜ん!△△の件はどうなってるのー?」と動いてくださいます。 ※↑すっごく大まかに言うと。です。 何せ早い!そして的確!もう、なんというか、赤い彗星です。 正直、今までの経験上、商流的に上位とはいえ、SIerなんて、 やってくれるのはケツ(リリース予定)から逆算した進捗管理と、 体裁を取り繕うだけの意味の無い資料作成ぐらい。なんて思っていましたが、Hさんは全然違いました。 ぶっちゃけ、どのプロジェクトでも、現場のSE、PGの方々から 上位のSIerさんに対しての不満を耳にする事はよくあるのですが、Hさんの悪い話は聞いた事がないです。 逆に、何か問題があれば、まずHさんに相談しよう。という具合に、現場から本当に頼りにされています。 SIerさんが皆こういう方であればいいのになぁ。 と思うと同時に、自分もこうでありたい。と本当に思います。 立場上、自分は最末端のいちエンジニアでしかないので、 顧客はもちろん、チーム間の調整なんかは、到底できるような立場にもいませんし、 Hさんのようにうまく出来るとも思えないのですが、少なくとも、そのフットワークの軽さは見習っていきたいと思います。 まぁ、あと1ヶ月なので、それを実践するのは別の案件になると思いますが。 じゃ、確定申告の続きに戻ります。 うーむ。確定申告のスピード感はマイナス2ぐらいですな。全然進まん! | このエントリーのURL
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